キャリア科目群のお知らせ

 松山大学経営学部では、キャリアエデュケーションを教育の1つの柱としていくために、 平成15年度からキャリア科目群の開設をしています。キャリアエデュケーションというのは、直訳すると職業教育ということになりますが、単に就職先を紹介し、尻を叩いて就職させるということではなく、自らの職業意識を育て、自分の将来を展望でき、自分の進路を自分で見つけていける力をもった人材を育てるというものです。

 景気の低迷にともなう将来展望の不透明さに加え、企業のグローバル化にともない社会情勢が大きく変化しようとしているなかで、自分の位置と特性を見出せる力が求められています。キャリアエデュケーションを通して、進路を見つけるだけでなく、そうした力も養うことを目指します。

 経営学の諸分野を学ぶことは、こうした力を養う上で最適であるといえます。なぜなら、経営学では、企業がいかに現状を把握し、次にどのような戦略を選択すればよいかということを考えるからです。これが企業のマネジメントです。ならば、経営学を学ぶ学生ひとり一人が自分自身についてもマネジメントできるようになれば、上に示した能力を身につけることができるはずです。これが個人のマネジメントです。また、経営学を学ぶことによって、現在の企業がどのような問題を抱え、どのような人材を求めているのかについても知ることができます。そこから、学生自身がどのような能力を研鑽していけばよいのかという点についても学ぶことができます。すなわち、キャリアエデュケーションは、経営学を真に生きた自分自身の問題としてとらえていくのをバックアップすることを目的とします。

<2017年度開講科目(経営学部特別講義(2年次配当科目)>

・キャリアマネジメント論I
・キャリアマネジメント論U
・ビジネスマナー
・キャリア形成論
・キャリア形成実践

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